Genius102 10年に1人の逸材

リョーマにドライブAを受けて本気になった阿久津。

これまで見せなかった独特の構えを見せます。

リョーマはラケットを右手に持ち替え、
ツイストサーブを打ちます!

ボールが阿久津の顔の目の前まで迫りますが、
阿久津は難なく低い体勢のまま打ち返します!

リョーマも驚きの表情を見せます。

そしてそのボールを打ち返すと・・・

今度はネット際からいきなり阿久津が飛び出してきます!

両手を下にブランと下げ顔も下を向いたままという
独特過ぎるジャンプの姿勢は、
まるで亡霊が飛び出してきた様な感じです・・・

阿久津はそれをしながら、

お前はもう 俺からポイントを奪う事はねえ

と、不気味に宣言します!

リョーマはあの体制からクロスを打つのは不可能と判断し、
ストレートを予測して動きますが、

なんと阿久津はクロスに打ってきました!

つまりリョーマの右側を狙ってきたのです!

しかもラインに近いところを打つ強力なショット。

山吹顧問の判田が言うには、
阿久津の辞書に守るという文字はないという。

どんな体制、状況下でも攻撃できることが阿久津の強さ

スイングに入ってからでも
相手の動きを見て打つ方向を変えられるという
異常なまでの筋肉の柔軟性とバネの持ち主で、
あらゆるスポーツで頂点を取れる男

瞬発力・跳躍力・柔軟性・破壊力・判断力に優れているという
まさに10年に1人の逸材だと判爺は絶賛しているのです。

マジメにテニスをやれば世界を取れるとも評価しますが、
彼の欠点もしっかりわかっています。

なんでもこなせるから情熱や熱心さが足りない、と。

リアルでもたまにいますよね、そういう人。

でもリョーマの出現が
阿久津を完璧な姿にしつつあると期待もしています。

そしてあっという間に阿久津は1ゲームを取ります!

リョーマは小刻みにジャンプしだします。

ボールを打ち返してから前にでて、
一本足のスプリットステップで対応しようとします!

しかし!

阿久津はリョーマのステップですら瞬時に判断して
完全に逆方向に打ち返してきます!!!

このプレイに思わず判爺は拳を握ります。

とんでもない才能の持ち主だった亜久津仁。

俺にテニスで借りを返す?笑わせるなよ小僧

そう豪語するだけの実力は確かに持っています。

リョーマは今後どう対抗するのか…