Genius39 10分のタイムリミット

リョーマは前回、伊武深司のスポットにはまり、
手から抜けたラケットで左目を怪我してしまいます。

が、それでプレーが鈍るどころか
息を吹き返したかのように打球が速くなります!

ねえ この程度のことで騒ぎ過ぎだよ
それよりなんて技なのそれ?と聞き返す余裕まで見せます。

もちろんリョーマは腕が麻痺することを十分理解していたが、
伊武深司は執拗にその技を繰り返します。

スポットはほぼおなじ上下の回転数の衝撃を
交互に何度も受けることで筋肉が一時的に麻痺してしまう現象のこと。

麻痺する時間は一瞬だがその間に狙われると
返せる確率0%と乾は言う・・・

リョーマはそれによりサービスゲームを落としてしまいます。

伊武深司はスポットを起こさせるだけでなく、
その瞬間を狙うことができるというすごい才能の持ち主。

その天性のテニスセンスだけなら
不二周助に匹敵するほどの逸材だと
竜崎がいったくらいなのでほんと只者ではありません。

こうしている間に時間がどんどん迫ります。

大石は時間を気にしながら越前がんばれと応援します。
ちなみに大石がしていた時計はGショック。

ガーゼの血も少しずつ滲み始め、
ゲームカウントはついに4-3と追いつかれそうになります。

すでにスポットを完全に会得した伊武深司に
橘は静かに賞賛します。やはり並の才能じゃない、と。

でも神尾は若干引き気味。
なぜならリョーマの死角となる左側ばかり狙っているから。

逆だろふつう スポーツマンは

ごもっともです(笑)

でもここからリョーマの反撃が始まります!

あと3分ちょいでアンタを倒さなきゃいけないんだから

こう挑発したあと、弱点を2つ見つけたと宣言します!

するとすかさず右手に持ち替えて打ち返し、
その次は左手へと交互にラケットを持ち替えたのです。

観客はネットプレーで相手の打球を判断して
ラケットを持ち替えるなんて不可能だ!と決めつけてますが
不動峰部長・橘はそれが可能だと気づいていた。

その根拠は1本足スプリットステップが出来るのなら
ラケットを持ち替えることなど造作もないことだ、と。

彼の反射神経は並大抵のものではないのです!

そして弱点の2つ目。

それはすでに露呈していた。

リョーマはトップスピンのショットを打たせないよう
体の正面にくる滑る打球を打ち続けていたのです!

打たないのではなく、打てない

ねぇ トップスピンまだ?

リョーマがまたまた挑発しますが
伊武深司はもはや圧倒されすぎて返す言葉がなく
汗をボタボタと流すばかり・・・

怪我をしている状態でここまでのプレイをする
リョーマに橘もただ驚くばかり・・・

そしてチャンスボールになったところで、
リョーマの強力なスマッシュが炸裂!!!

もう勝負は決まったようなものかもしれない・・・!