Genius210 4年と2ヶ月と15日

乾と柳はお互いを知り尽くした旧知の仲。

まず仕掛けたのは乾。

柳は用心深いことからフェイントを入れ
逆に飛び込んでくると予想。

その確率100%!

見事1ゲームを先取します!

乾は4年と2ヶ月と15日もの間、
伊達に蓮二を見てきたわけではなかった。

かつて2人がダブルスを組んでいたある日の夕暮れ。

2人は息切れしながら地面に横になっていた。

乾は次の大会でも自信を見せ、
ずっとパートナーでいようなと柳に言います。

が、彼はほぼ無反応だった。

そして、今まで一度も2人は対戦したことがないことに
気づいた蓮二は勝負しないかと乾を誘う。

勝負は5-4と柳がリードする形に。

乾は絶対負けないと真剣な表情になり、
蓮二から次のゲームが始まろうとしたその時!

コーチが口をはさんできた!

クラブはとっくに終わってる時間だったので
注意されてしまいます。

2人は逃げるようにその場を後にします。

走りながら乾は次の大会が終わったら
続きをやろうと蓮二と約束を交わそうとします。

が、彼はごめん、その約束…

と言いかけたところで何でもないといって
2人は別れます。

…次の大会に蓮二は現れなかった。

実は彼は引っ越していたのです。

おそらく仲がいい友だちだからこそ
そのことは言えなかったのかもしれません。

乾はその日のことをはっきり覚えていて、
まだあのときの試合は終わっていないと思っていた!

そして乾は2ゲームも取ります!

完璧とも言える強さを発揮し、
一段と成長しているだけでなく
気迫もプラスされてるような感じだった。

だが、千石は気になることを指摘する。

確かに乾は全く隙のない完璧なテニスをやってるが
だからこそ何かイヤな予感がする、と…。

壇太一は青学レギュラー陣に必死に謝りだす。

物騒なことを言ってしまったからだが、
その指摘は正しかったかもしれない。

立海のレギュラー陣は余裕だった。

ジャッカルの酷なことするぜ、
仁王?のやっぱ怖いべ うちの参謀はよう
という台詞は何を意味するのか…。

そして乾が超高速サーブで攻めたそのとき!

柳がかまいたちという技で反撃に出る!

打球がいきなり乾の目の前でクンと下がるという
高速スライスショット!

ポイントをとった直後、
柳が乾の思ったことをまたも指摘する。

そんなに低いテイクバックの姿勢で
スライスボールが打てるはずは無い

とでも言いたいのか?

それは図星のようだったが、乾はまだ冷静さを保つ。

さすがだと思いながら
角度をつけた弱めの打球で柳を走らせ、
一気にネットに詰め寄って反対側へ打ち返す。

が、柳はその打球にも追いついてポイントを奪う!

…フ

柳蓮二は前後の動きには俊敏でも…
ネット前での左右の動きには若干フォローが
遅れるはず…ということか?

乾は何も言い返すことができなかった…。

やはり、一筋縄ではいかない強敵だった!

おそらく乾と同等かそれ以上のデータテニスで
攻めてくると思われます。

続きは25巻にて。