Genius113 データは嘘をつかない
関東大会のレギュラーを決める校内ランキング戦。
そのメインともいえる名勝負が始まります!
乾貞治 VS 手塚国光
ゲームカウントは1-1と互角のスタートとなっている模様。
乾は高速サーブと得意のデータテニスを駆使して
手塚のショットを完璧に見切ります!
まるで詰め将棋のような正確さは相変わらずです。
手塚がロブを上げると思い切ってジャンプをして返します。
そう書くとふつうのことに思えるかもですが
高さがあるロブだったので彼でないと届かなかったでしょう。
手塚もこれまでの乾にはない跳躍力とパワーを感じていた。
今度は手塚が魅せる。
強力なショットを打ち返すかと思いきや
絶妙なドロップショットを放ちます!
これぞ手塚の伝家の宝刀です!
竜崎が言うには普段と同じフォームで打てるそうだから
予測するのは難しいそうです。
さすがとしか言いようのないプレーですが、
乾は見事予測していた!
ドロップショットの確率92%
予測するだけでなくふつうでは追いつけなさそうなボールに
追いつけるダッシュ力も兼ね備えていた!
レベルの高い試合に大盛り上がりの青学コート。
でも手塚は眉1つ動かしていない冷静さを保ち、
データだけでなくもう一つ磨いているものがあったようだなと指摘する。
ちょっと上へ登ってみたくなってね
それの意味するところは驚異的な練習メニューだった。
実は乾は密かに海堂に作った練習メニューの
2倍以上をこなしていた!
乾曰く、正確には2.25倍らしい。
彼らしい指摘です(笑)
海堂の練習メニュー自体がいつもの練習量の3倍以上だそうなので
もはやどれだけやってるのか検討もつかないですね…!
乾はこれまで予測はできていても
返球するダッシュ力やパワーが不足気味だった。
乾のデータテニスも進化している、
はっきり言って強いぞと竜崎に言わしめるほど。
ゲームカウントは3-3。
これまで校内ランキング戦で手塚から3ゲームも取った人は
おそらくほとんどいないであろう。
この展開にレギュラー陣も感心しきりで、
リョーマもふーんと見直したような雰囲気を出しています。
努力の賜物ですね!(^^)
そして名言?が飛び出す!
手塚…データは嘘をつかないよ