Genius211 データテニス崩壊
お前のテニスは見切った
もう俺には通用せん
柳がそう豪語する!
乾は自分のデータが間違ってるはずはないと
高速サーブで攻めるも簡単に返されてしまう。
そして球威に押されて失速すると読むも
その予想は当たらなかった・・・。
何故球威に押され失速しない?とお前は思う
違うか…貞治?
柳の方が一枚も二枚もうわてだった…。
前半に乾のプレイを観察し、
自分のデータを確信してから
一気に反撃に出るだけでなく、
乾のデータテニスそのものを崩そうとしていた…。
狙い球がことごとく返され、
ついに2-2と追いつかれてしまう…!
氷帝の忍足侑士は別格の強さだと思った。
彼によると柳は1年のときから
幸村・真田らと立海を全国優勝へ導いてきたそうです…
たしかにものすごい実力です…。
柳は乾に忠告する。
たしかに完璧なデータを取ってきたようだが
そのデータが逆にお前を束縛している。
お前にデータテニスを教えたのは誰だったかな!
ゲームカウントは3-2と柳がリードする!
青学は重苦しい空気が流れる。
名残惜しいが宴はおしまいだと柳が告げると、
お前も本気だったって事だな…教授と
少し笑って言い返す。
そして思い切った作戦に出る!
自分のデータテニスがすべて読まれてるのなら
たった今からデータを捨てる!と。
だが柳はいたって冷静にロブをあげ、
自分のプレイスタイルを捨てた者に勝利は無い
と言い放つ。
真田は勝負あったな…と思っていた。
が、乾は根性でその打球を捉え、
強力なスマッシュを放ちます!!!
そして俺は過去を凌駕する!
ここではじめて乾の瞳が顕(あらわ)になる!
実はかなりのイケメンだった!?