Genius292 ダブルスの無限の可能性
青学と氷帝のダブルス1はタイブレークへ突入!
ここまで来ると誰もが体力の残りは少なくなるものだが
菊丸だけはまだまだ元気だった!
だが大事な部分はそこ以外にも!
菊丸の体力だけでなくすべてを把握する男がいる。
大石秀一郎です!
青学は超攻撃型フォーメーションである
大石のテリトリーを発動させていた!
大石は意表をつくロブをうち、
鳳がなんとか長身をいかして打ち返すも
菊丸がそれにしっかり対処します!
ここでゴールデンペアが復活した
ちょっとした秘話が明かされます。
大石は慎重派だから右手首を完治していない状態で
試合に出ることはふつうでは考えられない。
でも自らの判断で手塚と竜崎に
志願しにいったらしいのです。
このダブルス1にだけは負けれない、
比嘉中戦での菊丸からの声援、
そして昨日の誰かさんの試合が
彼の責任感と魂を奮い立たせたと
不二は思った。
一時とはいえ青学の部長を
立派に務めた男ということで
竜崎もそれを評価したのでしょう。
試合は宍戸がライジングで反撃し2-1に。
続いて大石のサーブで始まる青学は
オーストラリアンフォーメーションで攻める!
鳳が菊丸の正面に打ち、
宍戸がボレーをライジングで返すという作戦に出る。
これもまた意表をついたいい作戦かもしれませんが
青学はさらに上をいく!
菊丸がバク転でボールをよけて大石が返すという
なんともトリッキーな攻めでポイントを奪う!
だが、その次は鳳のネオスカッドサーブが炸裂!
試合終盤にも関わらずすごいスピードは変わらず
大石は全く動けないでいた…
体力の消耗も関係がありそうだが
さすがは氷帝の正レギュラーという感じです。
次は宍戸が言うように
菊丸のサーブのうち1本でも取らないと
試合が延々と続くことになる。
菊丸は大石の体力を気遣い、サーブを打つ!
だが、ここでめずらしくダブルフォルトに!
プレッシャーから手元が
狂ってしまったのかもしれないが、
大石は問題ないとフォローします。
それで精神的に励みになったのか
菊丸はいい攻めが出来ていたのだが…
なんと大石がネット際での痛恨のミス!
6-3と氷帝のマッチポイントになってしまう…。
試合の結末は34巻にて!