Genius165 ガキなんて

緑山中のコーチの一人である気楽泰造は
リョーマのプレイを見て直感的に思った。

そして後ろを通り過ぎる男を見て確信する。

彼は南次郎の後輩だった!

小娘しかいないと不満気な南次郎を呼び止める泰造。

そして2人は誰もいないコートの観客席に座る。

最近よく思うんです、と泰造がいうと、
南次郎は小指を立てて女(コレ)か?と聞く(笑)

もちろんそういうことではなく、
泰造は息子のことについて悩んでいた。

息子の靖幸(リョーマの対戦相手)に
2歳の頃からラケットをもたせていたらしく、
幼稚園からずっとスクールに通わせていた。

しかし、それは本人が望んでやってたことではないので
だんだんテニスへの情熱が薄れていくのを感じていた。

だからあんな淡泊な答えを
芝砂織にしていたのでしょうか。

あーあれでいいや 全国制覇ってやつ。

確かに本当に情熱を持ってやっていたら
そんな風に言うはずはありません。

泰造は大人のエゴだったかもしれないと思うも、
ただテニスを好きになってほしかっただけと
本心を打ち明けます。

それに対し南次郎は、

いーんじゃねーの
ガキなんて自分のおもちゃでよ!

と、彼らしい答えを返す。

お互い息子にはいろいろ苦労してるようですね。

そしてリョーマはあっという間に勝利をもぎ取る!

最終的に6-1と圧勝!

ダブルス2の乾・海堂ペアも6-1と快勝!

綺麗にブーメランスネイクも決まり、
もはや海堂の粘りには誰もいないと思うほど
乾は賞賛します。

ダブルス1は大石が少し懸念していた。

菊丸・桃城ペアだが、彼らは二人とも
攻撃型の選手なのでもう少し守備を考えないと
隙を与えてしまうと思ったのですが…
そんな心配は無用だった!

菊丸はしっかりアクロバティックをしつつ
守備もこなしているようです!

不二はそれを補って余りある程の力を
秘めてると思うのであった。

そして桃がダンクスマッシュで気持よく勝利を決める!

6-3と他の2試合よりは手こずりますが
それでも楽勝のうちに入るでしょう!

ということで…

青学が関東大会ベスト4進出!
&全国大会行きが決定しました!

月刊プロテニスの2人も青学の強さに驚きを隠せない。

井上は強くなったと言うべきかというのも納得。

手塚が抜けたことで
全体的に士気が上がってると感じます!

試合後、リョーマは季楽靖幸に絡まれる。

ちょっと待ってよ この野郎!

と不良なのか真面目なのかよくわからない
中途半端なセリフを吐く靖幸くん(笑)

(顔は真顔なので至って真剣かと思われるが)

来年は…来年は絶対お前を倒してやる!

と意気込みますが…
リョーマのツッコミは一歩先をいっていた。

ねえ…アンタ達は敗者復活戦(コンソレーション)
負けるつもりなんだ ふーん…

諦めの早いやーつら!

たしかに来年は…と言ってる時点でそうなりますね!
さすがリョーマです(笑)

それに返す言葉がない緑山中の面々。

少し間をおいた後、
目の前にいた気楽泰造コーチに
調整お願いしますと誰かが言い出し、
さっそく練習用コートに行くのであった。

彼らもまた成長する兆しがあるような気がします。

そして、他のベスト4進出校が次々と決まりだす。

王者と言われる立海大付属、
千葉のシード校・六角中は圧倒的な強さを見せ
余裕で全国行きを決めます。

最後の1校は山吹中か不動峰中のどちらか。

不動峰が2-1とリードしていて、
神尾と千石がシングルス1として激突しています!

今日のラッキーカラーは黒らしく、
都大会のときとは比べ物にならないくらいと思う千石。

どうやら神尾が押してるようです!