Genius65 誤算
青学VSルドルフのダブルス2も佳境へ突入!
といってもまだ3-2なのでまだまだ続きそうですが…
デュースアゲインが何度も繰り返す中、
海堂がレシーバーでもないのにかなり後ろへ下がります。
これはまさしくスネイクを打つ前兆です!
相手も待ってましたと言わんばかりに
特訓の成果を見せようと意気込みます。
桃城は木更津のサーブを打ち返すと
すかさずリターンダッシュします!
かまうことはねえ!ぶちかましてやれ!と言いながら。
コートの前面に出たことでうまく海堂の方へ
ボールを誘うことに成功します。
周囲もスネイクに大いに期待します!
観月は目をつぶりながらどうぞご自由にと余裕の表情を見せます。
でも、不動峰の神尾だけは察知していた。
あれはスネイクじゃない!と。
ということ・・・
シュオオオオ!!!という効果音で放たれたショットは…
審判が座る台の下を通りぬけて相手のコートへ!!
そう、これはブーメランスネイクです!
これにはルドルフ陣営は一番驚かされたでしょう!
観月は登場してから最も大きく目を見開いて驚きます!
ルドルフ側のコート外からはあれOKなのか!?
あんなの返せねえよと文句を垂れます。
まあたしかに反則レベルのすごいショットなので
そう言いたくなるのも無理はありません(笑)
観月は当然のことながらポール回しについても
調べあげていたらしいが、それによりかえって驚くことに。
地区予選では足を滑らせて打った偶然のショットであり、
あのとき1回キリのショットだったから
まさか打つとは思っていなかったのです。
でもリョーマはまだまだだね、
それ未完成なんでしょ?と言い放つ。
海堂もそれを自覚しており当たり前だと応えます。
シングルスコートに入ってこそ100%の出来だと。
実はさっきのブーメランスネイクは
アレイ(コート両サイドの狭いエリア)の
中間あたりに落ちているので、
まだシングルスコートまで若干距離があります。
でもこれはまだ成長の余地があるということ。
今後の彼の成長ぶりがとても楽しみです!
そしてリョーマはそっけなくアップをしにいくのであった(笑)
で、乾が海堂をダブルスに入れた理由は
ブーメランスネイクだけではなかった。
それを見て燃える奴がいる、と。
そう桃城武です!
今度は彼のすごいプレイが見られるのでしょうか!
今回は大きなコマ割りが多かったので話はあっという間に終わり。
続きは次回に持越し。