Genius278 気持ちに火をつけろ
見事桃城に勝利した忍足だったが、
最後のダンクスマッシュを受けたことで
右手が痺れて感覚がなくなっていた。
もし、最後のロブ(羆落とし)が入らなかったから…
状況は変わっていたかもしれません。
大石に肩を借りて戻る桃城は、
涙目でみんなすまねぇと詫ます。
もちろん彼を責める人は誰もいない。
それどころか乾はナイスゲームと賞賛し
おかげで火のついた男が若干いてね、
とても止められそうにないと告げる!
すでに海堂の顔は試合モードといわんばかりの
真剣な表情になっていた!
次の試合はダブルス2!
対する氷帝は日吉若と向日岳人ペア!
向日はお前らが負ける確率100%だと豪語し、
海堂がデタラメ言ってんじゃねーぞコラ!と
ラケットを振りかざすと…
向日はいきなりアクロバティックを披露する!
そして海堂のラケットは日吉によって止められていた。
まだ仕舞っとけと海堂に忠告し、
上には上がいることを教えてやると
向日は強い自信を示す。
ゲームは青学のサーブから始まります!
するとボールを構えた乾は気づく。
日吉が演武テニス、
向日もムーンサルト殺法の構えを見せる!
彼らはいきなり本気モードできたと思われます!
だが青学側も負けていない!
海堂がベースラインまで下がり、
ゆらゆらする構えを見せる!
そして乾は…
超強烈なサーブを放つ!!!!!
まるで大砲か極太レーザーが打ち込まれたかのような
ものすごいサーブです!
氷帝のふたりは打ち返すどころか
呆然と立ち尽くすことしかできていなかった…
火の付いた男が若干いると言ったろ
もはや火どころではない気がします!(笑)