Genius362 不二周助最大の壁
~2番手として~
手塚のイリュージョンを発動させた仁王と
不二周助のハイレベルな戦いが続く!
つばめ返しを百錬自得の極みで倍返し!
さらにその回転を蜉蝣包みで無効化!
だが仁王は体を回転させて
後ろ向きでその打球を返すという
アクロバティックなプレイでポイントを奪う!
これで4-4の同点になってしまった!
ここで、あの日の秘密が明かされる。
手塚と不二は1年生のころに
戦う約束をして対戦したことがあった。
だが、そのとき手塚は
先輩に肘を殴られた直後だったので
本領を発揮できなかったのです。
だから不二が圧勝していたのです。
そんなことで約束を果たされても
全く嬉しくないと手塚を攻めたのです。
いつかキミの腕が完全に治ったら
もう一度試合をしよう。
そうは思っていたものの、
対戦が実現することはなかった。
試合をするチャンスはいくらでもあったハズなので
実現しなかったのは不二自身が無意識に
避けていたかもしれないと思っていた。
どちらが上か決着がついてしまうのが
怖かったからだそうです。
その気持ちはなんとなくわかる気がします。
そんなことを想いながら
不二はヘカトンケイルの門番を放つ!
が、ついにそれすら完璧に破られてしまう!
白石のときと違って
完全にネットを超えられてしまっています…
しかもコーナーギリギリ!
ついに全てのカウンターを返された不二…
幸村は不二をずっと2番手に甘んじてきたことを
熟知しており手塚は超えられないと思っていた。
立海にとってはこれ以上ない作戦かもしれません。
ゲームは5-4と逆転を許してしまい、
零式サーブを打たれたら一貫の終わりという状況。
ここで仁王は才気煥発の極みまで発動!
6球目と絶対予告をする!
気になるのは1球目ではないこと。
そして、その予告は当たらなかったこと!
6球を超えてるのに打ち合いが続いていたのは…
不二が目を閉じていることに秘密があった!
不二は思った。
手塚を相手に自分の全てを賭けて戦う時が
いつか来るような気がしていたと。
この試合、まだまだわかりません!