Genius104 踏み台

南次郎は屋根の上でタバコをふかしながら
強くなりたいもっともっとと言ったリョーマの言葉を思い返す。

が、エロい外人のグラビア雑誌が物足りないから
もっと見せろよ!もっともっとと言うのであった(笑)

現役の頃はどんな強敵にも臆せず立ち向かい
天衣無縫の強さでことごとく勝利した男だったのですが…(笑)

もしかしたら今でも敵なしかもしれませんが。

判爺は南次郎とリョーマの関係を知らなかったが
なんとなくそうなのでは?と思い始める。

試合のゲームカウントは40-15で、
リョーマが1ポイント返したもののまだまだピンチな状態。

わざと挑発して顔面をラケットでブロックするという
荒技でポイントを奪ったのですが2度は通用しません。

でもリョーマの表情は余裕たっぷりで
う・そ・つ・きとさらに挑発を続けます。

阿久津はもうポイントを取ることはねえと言ってたので
そこをおちょくっています。

阿久津は勝敗よりも勝負に賭けたリョーマを賞賛し、
最高じゃねーの!と言いながらサーブを放つ!

そしてリョーマは次の手に打って出た。

今度は早めに前に出ると・・・
なんとスーパーライジングを放ちリターンエースを狙う!

その技はバウンドするボールをかなり早めに打って
相手は防戦一方にすることができるもので、
不二周助の弟である不二裕太が得意とする技です。

リョーマはいつの間にかそれを習得していました!

ボールはコーナーぎりぎりのほぼこれ以上ないコースだったので
周囲はポイントゲットを確信します!

が、阿久津はそれすらも追いつく!

右足を前に出し、左足をくの字に曲げ、
上体は起こしたままという独特のスライディングで
ボールに追いつきつつ的確に打ち返す!

そんなギリギリの状況でもリョーマの動きを
しっかり見ていてまたも逆をつくショットを打ちます!

俺からエース!?笑わせるなよ

やはり一筋縄ではいかない男です!

でも、リョーマは更に上をいくプレーを魅せます!

左に飛んだと思ったら強く左足を踏ん張り
逆方向に飛んでみせたのです!!!

その瞬間、オヤジ 強くなりたいと
様々な強敵とのシーンを思い出しながら
おおおおーーー!!とめずらしく掛け声を出して打ち返す!!!

あまりにすごすぎて周囲は静かになってしまう。

どんなに不利な状況でもリョーマ君なら
なんとかしてくれる気がするんだ、と
カチローは涙目で嬉しさをにじませます。

思わず涙が出そうになるこの気持ちはわかる気がします(^^)

この動きを見て判爺は確信する。

あの子はサムライ南次郎の血縁の者では?

と竜崎に問いかけます。

竜崎はニヤッとしながら
おや判爺今頃気付いたのかいと答えます!

ネット越しに顔を合わせて笑い出す二人。

そしてリョーマは、
アンタはいい踏み台になるよと高らかに言い放つ!

阿久津はぶっ潰す!と相変わらず強気です!

この勝負、どんな結末を迎えるのか!