Genius218 きっかけ

目が充血した切原赤也の攻撃を
すべて受け流した不二周助!

得意のトリプルカウンターを早くも披露し
1ゲームを先取します!

青学が盛り上がる場面だったが
このときは少し様子が違った。

疲れきっていた乾が無理をしてでも
データを取ろうとしていたから
レギュラー陣から休んでおけと言われていた。

でも乾の意志は堅い。

これまで取らせてもらえなかった不二のデータを
今取らないでいつ取るんだ!と。

たしかに彼の言う通りかもしれない。

以前、雨の中でも強行していたリョーマとの試合。

竜崎が途中で止めに入ったから勝敗は決まらなかったが
その後、手塚が不二を問いただしていた。

今の越前との試合…何故本気で勝ちに行かなかった?

乾が言ってた

不二…

お前のデータは取らせてもらえないと

本当のお前は何処にある!?

それに対し不二は意外な返答をする。

うん…手塚
どうやらボクは

勝敗に執着出来ないみたいなんだ…

いったいこれはどういう意味なのだろうか…

青学の1年生達は不二はいつもと雰囲気が違い、
怖いくらいだと感じていた。

それほど切原赤也という男は、
一瞬でも隙を与えてしまえば
一気に試合をひっくり返してしまうくらい
危険な人物だということ。

赤也はむかついたのかネットを蹴り上げる!

そしてまた潰す…と一言…。

マナーの悪さに不二が突っ込み、
審判は次やったら失格だぞと注意を入れる。

そして試合はすぐに再開し、
場面はまたあの雨の中へ。

どうやら不二は相手の力を限界まで引き出して
スリルを楽しみたいだけかもしれないと思っていた。

勝敗は二の次ということでしょうか。

不二は手塚にキミこそどうなの?と問う。

手塚は全国制覇することしか頭にない!と豪語します。

それを聞いた不二は、

支障が出るのならボクを…
団体戦のメンバーから外してくれ

と驚きの発言!

もちろんそんなことにはならず、
ゲームカウントは2-0と更に不二がリードを広げる!

試合の中で不二は思い返していた。

手塚は自分と同じ人種だと思っていた。

あの試合を見るまでは。

そう、氷帝の跡部との試合です。

あそこまで勝ちに執着する手塚を見たのは
おそらく初めてだったのでしょう。

いつも冷静な不二もすごく驚いた表情を見せていた。

跡部と激しく打ち合う手塚の姿と、
青学の校旗、そしてこれまでの同士との戦いや
触れ合う場面が幾重にも重なりあう。

手塚が勝ちに執着する理由はこれかと
不二は納得する。

青春学園を思い続ける心が
彼を本気にさせる原動力になっているのかもしれない。

ボクも…本気になれるかな…

そう思っていると・・・

隙見ぃーーーっけ

リョーマも喰らった強烈なスマッシュが不二を襲う!!