Genius178 菊丸印の新ステップ
準決勝前日の夜。
菊丸は大石との思い出の場所近くで
1人で何やら特訓をしていた。
その様子を静かに見守る不二。
不二は明日菊丸と組むことになると聞かされ、
大石にその場所を教えてもらっていた。
菊丸は全国の時用のとっておきの練習を
していたようで、不二に内緒だかんなと
念を押していました。
今回その新技を披露してくれます!
なんと菊丸が二人いるように見え、
息を吹き返したように攻め始めます!
ずっと冷静で余裕な雰囲気だった佐伯が
今回はじめて驚きに満ちた表情を見せます。
菊丸は不二とハイタッチをしたあと、
抜いたよん佐伯と言いながら
軽く指を指して挑発します。
乾曰く、あまりに移動が速いから
残像が残って見えるとのこと。
これはまさに悟空でいう残像拳です!
リョーマはほーんと猫っスねと言いますが
もはやそんなレベルを遥かに超えてる気がします(笑)
菊丸印の新ステップを使い出してから
青学の勢いは止まらずゲームカウントは
4-3と一気にリードします!
竜崎も思わずガッツポーズをとって喜ぶ。
大石の怪我により不二や桃城など
様々なタイプと組んで苦労したことが
逆にプレイに幅を利かせたうえに
自覚を与えることになったと彼女は思います。
しばしの休憩時間。
六角の2人は汗をダラダラかいて
かなり疲労してきているように見えます。
そこに六角の監督オジイがアドバイスを送る。
何でぇ…真ん中ぁ…打たないの?
これを聞いた2人は少しだけ笑顔になる。
佐伯はさっそく菊丸の真ん中を狙います。
2箇所を高速移動してるのなら
真ん中に隙が出来るはずだからと。
しかし、菊丸は更に上をいっていた!
今度は3人になっていた!!!
菊丸は真ん中の打球も難なく捉え、
体を回転させながら反撃します!!
樹はそれが効かないなら
トップスピンロブで菊丸の頭上を狙う作戦に。
でもトップスピンということは・・・
駄目だよ ボクをフリーにしちゃ
つばめ返しが綺麗に決まります!!!
佐伯が菊丸に言った台詞も
そっくりそのまま返した不二!
もはや六角に勢いどころか
見せ場すら全くなくなってしまいました!
次回でおそらく決着すると思われます!