Genius291 克服
青学と氷帝のダブルス1の試合は中盤戦!
流れは少しだけ青学に傾いています。
大石がいいところでムーンボレーを放つ!
オンラインを狙う神業なので
ふつうは誰も終えるような弾ではないが
宍戸はそれに追いつくほどの脚力の持ち主。
瞬間移動ともいえるその走法で
ムーンボレーにも食らいつきます!!
だが、惜しくもボール1個分ほどの差で
ネットに阻まれる。
それに加え菊丸がしっかりフォローしていたので
どちらにしろいまのポイントは
青学に入っていたかもしれません!
おれで青学が4-3と一歩リードします!
次は魔の鳳のサーブの時間へ…。
彼のサーブはスカッドサーブという
とてつもなく速いのでそう簡単には取れない。
だが、大石はセンターに寄って構え
スカッドサーブ封じに転じます。
鳳は右サイドを狙おうと意識すると
打つ瞬間に右手をコネる癖があることが
関東大会で判明しています。
だが、今回ははやり…克服していた!
目にも止まらぬ速さで
ボールは大石のすぐ横をかすめていった!
しかもいままでのそれよりも速い
ネオスカッドサーブにまで進化させていて、
乾の大会記録をあっさり塗り替えてみせた!
そのスピード実に215km/h!!
乾のウォーターフォールは212km/hだったので
3キロも更新してみせた…
これで4-4の同点となり、
その後も接戦が続きタイブレークに突入!
前日に雨が降ったことにより
コートは蒸し風呂状態とかしており、
そろそろ体力もやばいことになってきます。
菊丸を除いて!
明らかに3人と比べて汗の量が少なく
かなり余裕があることがわかrます!
手首でラケットを回しながら
ダブルスの無限の可能性見つけてやろうぜ!
と大石に言います!
まだまだどちらが勝つかわかりません!