Genius299 氷の世界
リョーマの風林火山・火を羆落としで
返してしまった跡部!
無我の境地…こんなものかと言い放つ
彼のポテンシャルは本当にすごい!
だが試合はまだまだこれから!
リョーマはさっそく跡部が見せた
タンホイザーサーブを放ちます!
バウンドしない反則レベルのサーブだが
リョーマならやってのけるでしょう!
そして跡部はすかさず前に出て
フロントフットホップをやってのける!
左足を前に踏み出しその足でジャンプし
ライジング気味にトップスピンをかけ
攻めに転じる為の高度なステップだという。
跳ね際を見事にそれで返したのです。
さすが跡部様という感じです(笑)
今度はリョーマが見せます!
菊丸印のステップまでやってのけます!
これは分身が見えるほどの高速ステップで
もはや人間業を超えています!
ここから攻めムードになったかに見えたが…
跡部は急に真剣なモードに入る。
もう止めだ!
そんなテニスだから
テメーは手塚の域に達せねーんだよ
跡部がそういった瞬間!
カウントが0-30となる…
なぜかリョーマは反応すらしなかったので
一体何が起こったのか状態に。
乾も全くわからなかったが、
不二は何かに気付いたのか思わずツバを飲む。
リョーマは次も構わず前に出る!
が、それは全く意味をなさなかった。
リョーマの周りに氷柱が突き刺さったような光景…
白黒が反転した世界に表現されており、
恐ろしさが際立っています。
跡部にはリョーマの死角が全て見えていた!
跡部にしか見えないであろう
地面に突き刺さった氷柱一つ一つが弱点だった!
不二はやはりそのことに気付いていた!
だがダブルスではないため
フォローすることは全くできない。
またもあっさりポイントを奪った跡部!
これこそが跡部の「氷の世界」
まさに氷帝学園の部長ならではの技!
というか境地といったほうがいいかもしれません。