Genius269 殺し屋と呼ばれる男
青学の全国大会、最初の相手は比嘉中。
第1試合は越前リョーマが田仁志慧の
ビッグバンに手こずるもからくも勝利。
第2試合は平古場凛のハブで翻弄されるも
不二の新技で流れを引き戻し勝利。
第3試合は菊丸のポテンシャルが炸裂し
甲斐裕次郎にみごと勝利を飾る!
続いての第4試合は乾・海堂ペアが6-3で勝利!
比嘉中との試合では一番余裕のある試合だった。
相手は比嘉中の中でダントツの肺活量と
忍耐力をもつ不知火という選手がいたが、
海堂は彼を上回る力を発揮したようです!
しかもまだ何かを隠し持ってるようだったが
今回は自分のスタイルを貫き通したらしい。
比嘉中の監督・早乙女晴美は激昂し
もう付き合ってられないと会場を去ろうとする。
が、ボールが奴の腹に直撃し、
ベンチに強制的に戻される!!
打ったのは比嘉中の主将・木手永四郎。
彼こそが沖縄比嘉中を全国へ導いた立役者であり、
部員からの信頼も厚い男。
九州地区大会では各校エースの息の根を
悉く止めるという大胆かつ素早く相手の急所をつく。
そんなプレイスタイルからついたあだ名が殺し屋…
本当にそいつはテニスプレイヤーか?
立海大付属の丸井ブン太はそう思う。
立海は六里ヶ丘中と対戦していたが、
ほとんどアウトオブ眼中という感じだった(笑)
ボードには6-0の数字が並び、
5連勝で準々決勝に進出します!
ジャッカルはその木手という奴に当たったら
タダじゃ済まないと解釈していたが…
そして、圧倒的な強さではあったが、
部長の幸村はみんな動きが悪すぎると注意する!
続いて真田も同じく喝を入れる。
幸村の言う通りこの全国一つの取りこぼしも許さん!
完全勝利で3連覇を成し遂げる!
と、言いつつ真田も木手永四郎という男が
気になっている様子だった。
そんな曰くつきの男と当たったのは…手塚国光!
いきなりコート越しにラケットを突き出し、
手塚は咄嗟に頭を横に傾ける。
団体戦の勝敗は決まりましたが
手は抜かない方がいい
心配するな そのつもりだ
いよいよという感じの試合が始まります!