Genius274 くせ者同士
青学の2戦目は因縁の氷帝学園!
監督の榊太郎は冷静に青学の強さを評価する。
もはや関東大会初戦で戦った相手ではない、と。
それでも実力は五分五分で
勝利を掴むのは我が氷帝学園だと喝を入れる。
最初の出番は忍足侑士!
青学は桃城武!
よっしゃー応援頼むぜ!と元気よく立ち上がり
タオルを景気良くバサッと投げます!
そのタオルはベンチのかなり手前に投げたので
堀尾が慌ててそれを受け取ろうとします。
だが、風が吹いたことで
タオルはちょうどよくベンチの背もたれへ。
桃城はそれをわかっていたようだが…
前回はダブルスで相対した両者。
今度はシングルスです!
それぞれどんな戦い方をするのか楽しみです!
最初は桃城の弾丸サーブから始まる!
忍足は思ったよりパワーが増してないと思ったが、
ボールはなぜか全くの逆方向にバウンド!
桃城は狙って打っていた。
忍足の近くに転がっていた小さな石を…
もはやこの時点で中学生レベルではありません!(笑)
パワーを70%ほどに抑えることで
コントロール重視でいくと読んだ忍足は、
そういうやつほど崩しやすいと分析。
今度はドロップショットで攻めます。
桃城はそれを読んでいたのか、余裕で拾います!
だが、当然のごとくネット際にスタンバる忍足は
今度はロブで攻めます。
桃城は根性でそれにも追いつきますが、
忍足はまたもドロップショットを放つ!
今度はかなり厳しいタイミングに思えるが
桃城はそれすら拾いにいきます!
ヘッドスライディングをするほど
ギリギリのプレーとなってしまい、
完全にペースを崩された桃城。
だが、それを拾ってこそ桃城と
忍足も警戒感を緩めていない。
ギリギリでボールが届いたものの、
誰もがアウトだと思える打球に・・・
でも、大丈夫だった。
風が味方し、ボールはライン上に落ちる!
やはり彼は風が読めるのか…