Genius32 幻のブーメランスネイクがもたらしたもの…
海堂薫は自分でも思いもよらぬショットを打った。
周囲はブーメランスネイクと呼んで大盛況ですが、
乾貞治は冷静に解説してくれました。
海堂の打ったそれはポール回しという列記とした技で、
ポールの外側を通って戻ってくるというスーパーショット。
乾でもあんなすごいのは初めてみたらしいので
リアルではプロでも絶対無理っぽいやつですね(笑)
この勢いのまま行くと思ったら・・・
神尾がクイックモーションからのサーブを打って
あっさりゲームを奪ってしまいます。
これはサーブトスをあえて低く上げて
通常より早いタイミングで打つショットなので、
完全に不意を突かれてしまったしまったのです。
その後、海堂は何度もブーメランスネイクを試しますがことごとく失敗。
不動峰側のベンチからはまぐれだ、気にするな!と
声援が飛びますが神尾は油断は禁物と冷静です。
でも、打った瞬間ビクッとなってるので
精神的にはかなり堪えていることは間違いないでしょう。
ただゲームはどんどんドツボにはまっていき、
ついには7連続も失敗し3-0と大幅リードされます。
いったん休憩に入った両者。
ベンチに座り込むと海堂は怖い顔のまま思いを巡らせます。
あの大技を会得できれば神尾を倒せるのに、と。
そして・・・越前リョーマの顔も浮かべます。
密かに彼も打倒したいのだと思ってるのでしょうか。
彼の性格からしてそうかもしれない。
・・・ここで竜崎の説教が始まります。
つまらん色気を出しおって
なんだいこの試合は!
ラケットブンブン大振りかい バカ者が
優しい大石は止めに入ろうとしますが手塚はそれを止めます。
そして・・・
一発必中の大技にすがらなければ
あんな相手倒せないほど弱かったのか
海堂よ お前のテニスはどういうテニスだったかな?
この言葉で海堂の顔が変わります!
不動峰サイドでは・・・
神尾は自信たっぷりな感じですが、
橘はリズムが狂っていることを指摘します。
ブーメランスネイクを意識しすぎて飛ばし過ぎだ、と。
このままでは結局は体力を浪費して
スネイクの餌食になるのですが、
神尾はチッとしかいわずコートへ歩き出します。
どうやら言われるまで自覚してなかったようですね・・・
そういや神尾は汗をかなりかいてるところが気になりますね。
コートにてすれ違う二人。
そのとき海堂は言い放ちます。
このままじゃ終わらせねえ 絶対にだ
こうなった海堂薫はしつこい。
これは明らかに反撃のフラグがたったでしょう!
次回が楽しみです(^^)