Genius267 本気(マジ)モード
青学と比嘉のシングルス2は
菊丸が怒涛の攻めで大きくリード!
だが、4-0となったところで
甲斐が本気モードになる!
彼は右利きではなくレフティだった!
しかも裏手持ちを得意とする選手!
その持ち方に変えた途端、
息を吹き返したように動きが変わる!
菊丸は自慢のアクロバティックで
動きを読みながら動くのだが…
甲斐は通常のタイミングより遥かに遅く打つ!
海賊の角笛(バイキングホーン)!!!
これぞ裏手ならではの打ち方!
低い体勢で溜めに溜めたあと
上体を起こしながら思いっきり
円を描くような独特の打ち方。
菊丸が飛んだ方向とは
完全に逆に打ってきます。
甲斐にとっては菊丸の動きが
止まって見えいてるようだが果たして…
おそらく海堂が言うように、
打球を引きつけるだけ引きつけることで
相手の動きがわかるのだと思われます。
それはマグレではなかった。
二人に見えるほど高速に動く
菊丸印のステップですら見極められ
1ゲームを取られてしまいます!
さらにポイントを取られ続ける菊丸…
ついには4-4と完全に追いつかれてしまう!!!
菊丸はしゃがんだままうつむいてしまう。
沖縄の連中には菊丸が息を
切らし始めたように見えたのだが・・・
本当の戦いはここからだった!!!
やっぱシングルスじゃ駄目だと思った菊丸は…
ダブルスで行くことにした!
会場にいる誰もが目を疑う光景が広がる…
今度は横に並んでいるのではなく、
前後に菊丸が二人いる状態に!
それは菊丸だけで
オーストラリアンフォーメーションを行う光景…