Genius226 無我を超越せし存在

真田はゲームの序盤から大技を繰り出してきた。

疾きこと風の如し

風林火山という技をこんなに早くから出すのは
初めてのことらしい。

それほど越前リョーマを脅威とみなしてると
考えられますが、喜んでばかりいられない。

どうやら風林火山という感じの通り、
4つの技が存在するらしい。

疾きこと風の如く

徐(しず)かなること林の如く

侵掠すること火の如く

動かざること山の如し

それぞれ相手の最も得意な闘い方で
あえて叩き潰しにくるという真っ向勝負が
彼のテニス哲学だそうです。

それを下支えしているのは
圧倒的強さがあってこそのもの。

風林火山を発動させてしまったら
相手は戦意を失うという・・・

柳はかつて弦一郎を追い詰めたことがあったが
林(りん)に掛かった途端、
その後はどんな技巧も通用せず受け流されたという…

そのときのゲームカウントは6-4。

切原赤也の場合、
どんなに攻めても怒涛の火の攻撃で
ねじ伏せられてしまった…

跡部も対戦経験があるようで、
鉄壁の山(ざん)を崩すことができなかったという…

リョーマに使ったのは風(ふう)

ものすごく疾いスピードボールを放つ技と思われるが
早くもリョーマはそれを打ち返す!

風の超スピードに神尾の走りで追いついていた!

不動峰のメンバーも会場に現れ、
リョーマのプレイに驚く。

伊武深司は簡単に真似されるようじゃ…
と難癖をつけようとしたとき、
橘はお前のもだと指摘する。

上回転(トップスピン)と下回転(スライス)を
交互に打ち相手の筋肉を一時的に麻痺させる技。

スポットが見事決まり
真田のショットは大きくコートをはずれる!

二人の技を融合して使ったリョーマ!

周囲には真田がミスをしたと思われ
会場はザワザワしだします。

真田はリョーマがこの試合の中で
急激に進化していると感じていた。

そしてリョーマは真田の風林火山をもやってのけた!

これでリョーマが1ゲーム先取!

立海側の応援団はそれが信じられない様子!

さすがの真田もこれには驚かされた。

リョーマの限界は計り知れないものであり、
無我の境地とはこれ程まですごいものなのかと。

ここでまた英語版の名言が飛び出す。

You still have lots more to work on…
(まだまだだね)