Genius163 粘り

ついに関東大会準々決勝が始まります!

青学の相手の緑山中はとても淡泊なチームで
いくつも癖があるような人物ばかり。

でも実力は本物っぽい。

前回の壁打ちもそうだが、
それを裏付けるのはコーチをしている人物。

なんと日本選手権4連覇の経歴を持つ
気楽泰造がコーチのひとりを務めていた!

少しだけ整った口ひげを生やし、
帽子にサングラスという風貌は
いかにも名コーチという雰囲気を漂わす。

準々決勝はダブルス1,2,シングルス3の
3試合が一気に行われる形式。

大石は苦しい時の応援が選手にとって
すごい力と勇気になるということで
しっかり応援するよう指示をだします。

ちなみにハチマキは強制らしいです(笑)

まずはダブルス2の試合が始まります。

乾がよろしく、と握手をかわそうとしますが
相手はそそくさと後ろを向いて会話をする始末。

やはり癖があるチームです。

海堂はおい!と注意しようとしますが
乾はいいよと言って制止します。

そのくらいのことは彼にとっては
何の弊害にもならないのでしょう。

青学のサーブから試合開始!

乾は序盤から攻めていくことにし、
いきなり超高速サーブを打ちます!

方言が特徴の北村航は見えなかったらしいが、
高瀬聖人は気楽コーチの方が速くない?
と冷静に飄々と言ってのける。

それはハッタリではなく、
次のサーブをしっかり返してきます!

が、海堂がすかさずポーチに入って
2人の間を綺麗に抜き去ります!

その後も高速サーブが決まり、
カウントはあっという間に40-0。

青学側は大いに盛り上がります。

そして4度目の超高速サーブを放つ!

すると北村航はそれを全く取ろうとしなかった。

海堂がなぜ取らねえ!と聞くと、

何 ダメらんが?

余計(よげ)な体力(たいりょぐ)使って
どげすんなんず!

と北村は返してきます。

高瀬はそれに付け加えて説明する。

40-0から5ポイントとって
挽回するのは体力の無駄だと。

かなり合理的な考えのペアです。

これはプロではたまにある作戦のようなので
そんなにおかしなことではないようですが、
月刊プロテニスの芝砂織から言わせると
なんか考えばっか大人びててやな感じ。

ただ、同じく月刊プロテニスの井上は驚く。

今度は緑山中が多彩な攻撃で
どんどん攻めてきたのです!

どうやら考えだけではなさそうです。

30-0とリードされる青学だったが、
海堂はいつものように粘ります!

高瀬はがむしゃらに粘ったって
体力の無駄だってまだ分かんないの?
頭ワルいなあとぼやく。

そして粘る海堂にトドメの一発を繰り出し、
結局このゲームを取られてしまう。

40-30まで追いつき、
ヘッドスライディングまで見せて粘る
海堂のプレーはあっぱれです。

そして緑山中の2人は驚くことになる。

あれだけ粘ったプレイを見せたにも関わらず
海堂は息一つ乱していなかった!

ギロリと2人を睨みつけながら
粘り?見たいかと一言言い放つ海堂!

なんだか終始青学ペースになる予感がします!