Genius59 思わぬ伏兵

大石・菊丸ペアに翻弄され
イライラした聖ルドルフ学院部長の赤澤は、
ぬああああ!と気合をいれた雄叫びをあげる。

回りはドン引きですが不二は冷静に彼を分析します。

彼は試合慣れしてるからね
自分の頭の熱気を放出させて気分を落ち着かせたんだよ、と。

ここで乾がゴールデン・ペアの変形フォーメーションについて解説。

彼らの陣形はオーストラリアンフォーメーションといい、
前衛が通常とは違う場所に立つことで
レシーバーへ虚をつくことができる。

聖ルドルフ学院はデータを取っていたから特に驚いたはず。

そしてサーブと同時に二人は左右に動くから
さらにプレッシャーをかけれるうえ予測さえもさせない
とても高度なフォーメーションなのです。

これぞ息があったゴールデン・ペアだからこそ出来る技!

赤澤は自分がどうにかしないと、と考え込みますが、
そこに金田が話しかけてきます。

ちょっと考えがあるのでサポートお願いできますか?と。

それに赤澤はイラッとして引っ込んでろと言い放ちますが、
金田はあやまるも引き下がりません。それどころか・・・

バカ澤コノヤロウ!!敵はダブルスで来てるんだ!!!
今はシングルスじゃないんだコノヤロウ!!

またも会場がシーンと静まり返る・・・
これは今度の部の為に思い切って言い放った言葉。

よく言ってくれました(笑)

赤澤はもちろん起こりますがすぐゲーム再開です。

その流れで金田は赤澤に考えを伝え始めます。

金田は以前本を読んでいたので
オーストラリアンフォーメーションのことを知っていた。

赤澤は全く知らなかったようなので、
大石がサーブを打つやいなやどっちにくる!?と問います。

そこは金田は冷静で、この時点で予測するのは不可能といいます。

そして金田はたった2球だけの間に
青学の動きをしっかり観察していた。

あのフォーメーションは、
大石がサーブを打つと同時に菊丸は左右に動き、
大石は左右「ナナメ」前に動かないと成立しない。

それなら・・・

金田はすかさず後ろを下がり、
コートの最も後ろのコーナーを狙うロブをあげます!

結果は・・・おしくもアウト!

このときはラッキーだったかもしれませんが、
しっかり見極めてロブを打ってきたのはかなり脅威となるプレーです。

まさに、思わぬ伏兵がいたのです。

見た目は角刈りで堀尾を少しかっこよくした感じの人で
そんなに強そうには見えませんがそこは油断禁物です!

観月がいうには金田は大石と同じく
天性のダブルスプレイヤーだそうです。

聖ルドルフ学院は外部からの補強組がほとんどだが、
赤澤と金田だけが元からいたメンバー。

金田は先輩の背中をずっと追って成長してきたのです。

そんな金田に今度は赤澤が話しかける。

おい金田。

金田は何を言われるか不安そうな面持ちですが…

ロブをあげる!サポート頼むぞ!

それを聞いて顔が一気に息を吹き返したように元気になり、
はい!と力強く返事をします。

さあ、ここからが本当の勝負です!

まさに正念場です!