Genius57 大石と菊丸

赤澤に攻められ続けて体力を奪われた菊丸だったが、
まだ彼の集中力は切れていなかった!

赤澤はラケットの端にボールを当てて打つことで
球をブレさせ動体視力の良い人にとっては
ボールが何個にも見えるショットを繰り返していた。

常人には1個しか見えないが、
菊丸ともなると8個にも見えてしまっていた!

だからしっかりボールを捉えにくくなり
イージーミスが多く出てしまっていたのでしょう。

ブレ球を打つ赤澤は菊丸英二にとって天敵ともいえる存在であり、
聖ルドルフ学院マネージャーの観月の周到な作戦には
あっぱれといってもいいかもしれません。

乾は敵ながら狙い所がなかなか、と関心してますが
そんな場合じゃないですよ!と1年坊主達に突っ込まれます(笑)

でも菊丸はここにきてまた燃えてる様子です。

リョーマもまだまだこれからと余裕の表情を見せます。

ここで練習風景の一場面が明らかに。

ダブルスの強化練習としてリョーマと桃、
そしてゴールデン・ペアがコートに入りますが、
ペア同士で紐を胴体に結んだ状態になってます。

それをつけたまま試合形式で練習するというものですが、
リョーマと桃は息があっていないため
紐が絡まりひどい状況になってしまいます。

それとは対照的に大石と菊丸は全く紐が絡まずにいた。

このプレイの中核を担っているのは大石秀一郎です。

彼のプレイスタイルとはコート全体を見通して
広い視野と堅実なプレーで相手の動きを読みながら
隙を突いてゲームメイクするというもの。

だから菊丸が安心してアクロバティックな攻めができる、
というわけで彼は地味に見えてすごいプレイヤーでした!

かなり体力を使っている菊丸でしたが
ジャンピングボレーをするなどかなり飛ばします!

でもさすがに体は正直なのか足が少しよろめきます。

それを逃さなかった赤澤は
すかさず強力なショットを菊丸目掛けて打ちます!

でも菊丸はそれを読んでいたのか余裕で躱し、
後ろでスタンバっていた大石に託します!

残念だな赤澤 これはダブルスだ

ここで大石の十八番が飛び出す!!

相手の死角に針の穴を通すコントロールで落としていく
中ロブ気味のトップスピンボレー

いわゆるムーンボレー

大石はその技でラインギリギリではなく、
ライン上を狙っているというものすごいコントロールです!

この技に観月もギリッと歯をかみしめ
くやしそうな顔をしてるので色んな意味で
いいプレーだったようです!

こっからどんどん反撃してほしいですね!