Genius220 ピンチがくれた奇跡
不二は目が見えないにも関わらず
切原赤也を圧倒するテニスをやってのける!
一度は逆転されたものの再び追いつき
ゲームカウントは4-4に!
本当に目が見えないでそこまでのプレイが
可能なのか桃城は信じられない様子で、
リョーマの鼓動は激しくなる。
ボールの気配のみで的確に返す今の不二は
手塚をも凌ぐ!!と竜崎は思った。
そして不二は5-4とリードし、
ついにあと1ゲームで勝利のところまで到達!
だが、切原赤也も必死だった。
彼にも負けるわけにはいかない深いわけがあった。
立海大付属中テニス部にあこがれて入部し、
全国No.1の学校でNo.1になると意気込むも
その野望は脆くも崩れ去った。
立海には柳、真田、幸村という
3人の鬼才(バケモノ)がいたためです。
新入生のころから赤也は目を充血させるという
特徴があったようで新入生の頃から存在感抜群です!
その時のナンバーワンになる思いは今も生きていたが
ふとリョーマの対戦を思い出す。
あの試合で負けたことで
どん底に突き落とされたと思ったのか、
這い上がってやると心で強く想います。
再度バケモノに挑戦するには…
もう勝利しかない!と思うと同時に
ラケットを地面にこすりつける!
音で不二を邪魔するという作戦に出たようで
勝利のためならなんでもやるという
貪欲さが伺えます。
不二は切原赤也の精神力、
勝ちへの執着がすごいことを改めて思う。
そんな人物に勝てたら
もっと上に行けるかもしれないとも思った。
それから赤也が追いついたと思ったら
また不二が1ゲームを奪い6-5リードする!
そのとき、立海レギュラー陣は気づいた。
赤也の目の充血が引いていることを。
これはこれでタダ事ではない気がします。
全国は楽しそう
あんな想いは二度としない
対照的ともいえる両者の想いがぶつかり合う!
まだまだどちらが勝つのかわからない状況です!