Genius6 波紋
部長の手塚と副部長の大石、
そして顧問の竜崎は2階の教室でランキング戦について話あってます。
1年生はランキング戦には夏まで出れない決まりだそうですが、
そこは部長が決めることだと大石はいいます。
ちょっと意味深なやりとりですね。
前回、荒井というチンピラ2年にラケットを隠され、
無理やり部室にあったボロいラケットで試合を申し込まれたリョーマ。
案の定ボロラケットでは思ったように打てず、荒井が調子に乗り始めます。
この様子はおそらく部員のほとんどが見てるので
荒井はドヤ顔になってます。(^_^;)
でもこの状況はすぐにひっくり返ります。
リョーマは感じを掴んだような素振りを見せます。
そして体全体を使ってスピンをかけ、
見事しっかり打ち返すことに成功します!
この瞬間、荒井のドヤ顔は一瞬にして消え失せます(笑)
このプレーに3年生たちも感心して見ています。
ギャラリーは変なインパクト音だったけど
すごく打球が早くて驚いていましたが
リョーマにしてみればめちゃくちゃ遅かったらしい。
あまりにもレベルのギャップがありすぎますね!
荒井はまぐれと思うようにしたようですが、
またもしっかり返されて完全に状況がひっくり返ります。
ここで不二がいいことをいいます。
「弘法筆を選ばず」
正にそのとおりかもしれませんね(^^)
そして黒縁メガネでツンツン頭が特徴の乾貞治が、
来るな、あいつとつぶやきます。
これはもしかしたらレギュラーのことなのかな?
まあこの実力があって選ばれないのはおかしいかと(笑)
荒井はポケットに入れていたテニスボールをポロッと落とすと、
リョーマはすかさず、そのボール邪魔だねといって
ズバッとピンポイントで打ち抜きます!
これがトドメ?になったのか荒井は膝から崩れ落ちて
完全に意気消沈。自分がいい晒し者となったのでした。
でもリョーマは容赦せず、左手にラケットを持ち替えます。
いままでのは単なる準備体操でした。
そして荒井に一言。
最後までやってもらいますよ 先輩!
いいですね。この瞬間(笑)
もういいじゃねえかとついには自分から拒否りますが、
リョーマはやだ!と言い返す。
このちょっと生意気だけど度胸ある態度がいいですね。
リョーマらしくて!
この様子は教室の窓から大石と手塚も見ていました。
手塚はこのときもクールに規律を見だす奴は許さん、
全員走らせておけと大石に命じます。
ほんと色んな意味で凄みを感じる中学生です。(笑)
そして竜崎はランキング戦の名簿の中にリョーマの名を見る。