Genius330 最大の礼儀

パワーの差がありすぎてもなお
河村が石田に真っ向勝負を挑んでいた。

どちらの体が先にダメになるかという
ガチンコ勝負を狙っていたわけだが…

石田はそれに気付いたことで戦法を変える。

どんな波動球でも無効化できる技も会得しており、
河村のダッシュ波動球すら例外ではない。

通常ならラケットどころか体ごとふっ飛ばされる
威力がある河村の波動球ですが、
石田はそれを相殺しふつうの打球にできるのです!

よって波動球をこのままうち続けることは
無意味だと誰もが感じるところです。

だが彼はやめようとしません。

日本一のパワープレイヤーになることを目標に
やってきた身であり頑固者でもあるので
全くやめる気配がありません!

河村は1年生のころから力自慢キャラで、
当時からバーニング!が口癖だった。

でもその頃は大ホームランを連発するわ
ラリーもボレーもまともにできず、
先輩達から止めたほうがいい、
テニスに向いてないなどと言われてしまう。

そんな河村を優しく向かい入れてくれたのが
現レギュラーメンバー達。

あの球入ったら絶対先輩達も返せないよね、
ホント凄いパワー持ってるよな河村は、と。

さらには羨ましいとさえ言ってくれたことが
河村はとてもうれしがっていました。

同級生たちは当時から頭角を現し始めていたが
河村は1勝もできない無個性といえる存在だった。

だからなおさら心に響いたのでしょう。

そして俺からパワーをとったら何も残らない、
だからこそと河村は波動球をうち続ける!

その想いを汲み取った石田は
全力を以って倒すのが最大の礼儀と解釈し
また従来の戦い方へ!

弐拾壱式波動球が炸裂!!!

河村は観客席の中腹付近まで激しくふっ飛ばされる!

その後も弐拾弐、弐拾参とパワーを上げ、
ついには観客席の最上段までふっ飛ばされる河村…

河村は飛ばされながらやっぱり駄目だったよ…
と最後の最後で弱気になってしまう。

だが、そんな彼をを受け止める人物が!

なんとまさかの亜久津仁です!!!