Genius377 最終決戦!王子様VS神の子⑦
ついにリョーマは天衣無縫の極みに到達!
髪がわずかに逆立ち緑ががった色に変化し
オーラというよりわずかな閃光が
付近に発生しているような感じです。
見極めてやると意気込んだ幸村だったが…
ボールは後ろを転がっていた…
もはやボールがバウンドする音や衝撃すら
認識できないほどの領域に達していた…
審判も見えないほどの打球で、
モニターで確認しないといけないほどだった…
今度は少し遅めに打ったリョーマだったが、
それでも幸村は反応すらできなかった…
立海のチアガールも踊るのを忘れ立ち尽くしていた…
そして、幸村がエースだけで1ゲーム奪われる!
これにはさすがの真田も冷や汗をかく…
幸村自身も何が起こっているのかわからなかった。
これこそが無我の奥の最後の開かずの扉
天衣無縫の極み!!!
もはや何なのか一般人には理解できない領域です!
その後も2ゲーム連取し、
3-4と追いつき始めたリョーマ!
幸村は自分自身に冷静になれと語りかける。
絶対に返せないボールなんて無いんだ!
…だが、次の打球、
幸村は完全にボールを見失っていた。
わずかにシュルルルと音がなる先には…
ちょうどネット上部に姿を隠しながら
幸村側に静かに落ちるボールが見えた…
これで4-4の同点に!!!
そしてついに幸村も汗をかきはじめ息も乱れ始める!
そこでリョーマが一言。
楽しんでる?
どこか阿久津っぽい顔に見えるのは気のせいだろうか。