Genius189 戦慄のナックルサーブ

切原赤也の目が充血してきて状況はヤバイ方向へ…。

試合時間はそろそろ9分に到達しようとしていた。

切原の強力なショットがリョーマの右膝にあたり、
リョーマは倒れこんでしまう。

ゲームカウントはこれで1-0へ。

周囲の大人たちは大丈夫かと心配そうにしています。

まだ試合は序盤のはずですが、
展開的には第2章が始まったという感じがします。

驚きなのは経過時間。

切原赤也はスピード試合に異常なこだわりがあり、
1セットマッチならほぼ15分以内に
倒してしまうとのこと。

まだ1ゲームしか取ってないのに
9分も経過しているので
リョーマの粘りがすごいことがわかります。

ただ、付き添いのスキンヘッドの彼が
奴のプライドをヘタに刺激しない方が身の為だぜ
と不吉なことを思っていた・・・。

それが現実になろうとしていた・・・。

リョーマは咄嗟に膝の急所を外していたことに
凄えじゃん、正直ここまでやるとは
微塵も思ってなかったと褒めるも…

バイバイ

そういいながらテニスボールを独特な握り方をする。

鷲掴みに近いそれは
ナックルサーブという技の握り方だった!

付き添いの彼もまずいと思うほどの技!

大会を3日後に控えマジで相手選手を潰す気か!
と思わず大声で叫んでしまう。

ボールにものすごく複雑で激しい回転が加えられる!

それによりどこに跳ねるか全くわからないという
とんでもないサーブだった!

ボールはまたもリョーマの右膝めがけてバウンド!

打った本人はどこに跳ねるかを
コントロールできるようでもはや神技!

リョーマは片目をつぶり痛そうな表情を見せる。

切原は容赦なく、
急ぐからさっさと構えてくれよと要求する。

その後もリョーマの右膝を狙い続ける切原。

周囲の大人たちもこのプレーにはドン引き。

リョーマはまた膝を狙ってくると予想し、
右足を後ろに回しラケットをボールの近くに向ける。

が、今後は意表をついて顔面に跳ねてきます!

見事な反射神経でそのボールを返すも、
リョーマの顔に余裕は全く見られません…。

くそぉーっ!と言いながら打ち返す姿は
初めて見るかもしれません。

…ただ、顔面を狙ったショットも
布石にすぎなかったかもしれない。

切原はすでにネット際にでスマッシュの体制に入り…

超強烈なスマッシュをリョーマの右膝に当てる!

それはまるで雷が落ちたかのような感じです…

ラケットは遠くへ吹っ飛び、
痛みからぐわあああーーーーーっ!と叫ぶリョーマ…。

膝を潰して動きを封じる作戦のようだが…
あまりにも非道なやり方に思えます。

果たしてリョーマに勝機はあるのか…