Genius223 存在感

不二周助が切原赤也の無我の境地をもはねのけ
見事勝利し2勝2敗までこぎつけた!

不二は目がよく見えないうえに
汗をドッとかき息もきらしていて
かなり疲労している。

それに対し赤也は全然汗をかいておらず
平常時に近い状態に見える。

が、握手を交わそうとしたその時、
急に不二に倒れこんでしまう!

ただ寝ているだけなので異常はなさそうだが
やはり無我の境地というのは
そうとう体力を使うものなのだろうか。

不二は大石の肩を借りて青学ベンチに戻る。

見えないのに勝っちゃうなんて
さすが天才と堀尾から言われますが、
見えなかったから勝てたんだと彼はいいます。

極限まで神経が研ぎ澄まされたから、と。

それゆえ不二の疲労感も半端なかったのでしょう。

座るとヨロっとするくらいなので…

あと不二の原動力となったのは青学。

目の前に青学の校旗がはためく。

会場はざわついていた。

王者立海をこれ程苦しめたチームが今まであったか?
という会話も聞こえてきます。

おそらくこの16年間、
そんなチームはなかったのでしょう。

強豪校の生徒たちが見つめる中、
いよいよすべてが決まる
シングルス1が始まろうとしていた。

その前に赤也が目を覚まし
慌てて試合の結果を聞き出します。

レギュラー陣は黙って赤也を見守るだけ。

真田が試合結果を伝えると、
赤也は真田の前に立ち、
オレを殴ってくれと要求しようとするも…

真田はそうはせず、座ってろと言うだけ。

そのときの真田の表情は
獲物を狩る獣のよう・・・

皇帝 真田弦一郎

彼がコートに立つと会場は独特の緊張感に包まれる。

それもそのはず。

真田は今、日本中学テニス界で間違いなく
一番強い男・・・

対する青学は、いよいよ越前リョーマの出番です!

海堂から背中を押され、
キサマの全てをぶつけてこいとエールを送られ、
乾はもう理屈じゃないとボソッといいます。

大石はいつも以上にキリッとした表情で
リョーマに頼むぞと一言。

桃城と菊丸は揃って手を上げて見送り、
河村は校旗を持ちながら力いっぱい気合をいれます!

青学1年
越前リョーマ いってきまーす

最高に緊張する場面だと思いますが
彼はいたって冷静に見えます!

さあ次回からいよいよ頂上決戦です!