Genius63 タイブレーク
ついに青学VS聖ルドルフ戦のダブルス1は最終局面へ!
青学が追いついたことでタイブレークに突入します!
タイブレークは12ポイントのうち
7ポイント先に取ったほうが勝ちで、
もし6-6になったら2ポイント差がつくまで
ずっと続くというルールです。
またも青学ゴールデンペアは
オーストラリアンフォーメーションとなって先取したと思ったら
息を吹き返した菊丸が次々とアクロバティックなショットを決め、
一気に3ポイントを連取します!
相手の股下を抜いたり、ジャンプしながら後ろ向きのショットをするなど
もう勢いが全然止まらない感じです!
タイブレークは最初以外は2本ずつサーブを打つという決まりがあるので
青学はルドルフのサービスゲームを2連続で奪ったことになります。
観月もこの展開はかなり予想外な表情を見せ、
赤澤も全国までいったペアの強さを痛感していた。
でも赤澤はまだ諦めていなかった。
金田の頭をペシッと叩きながらこういいます。
最後まで諦めんじゃねえよ
また俺にシングルスやらせるつもりか?
前半の彼とは正反対な物言いですね!
あと気になるのは乾のセリフ。
本当ならタイブレークになる前に
試合を終わらせなければならなかった、と。
これはいったい何を意味するのかはすぐに判明する。
隣のコートでは海堂と桃城が粘りのテニスで
デュースとアドバンテージを繰り返している感じだったが、
そんなときにダブルス1の試合がついに終わった!
結果・・・
ウォンバイ 7-6 聖ルドルフ!!!
もはや菊丸には体力がほとんど残っておらず、
本来ならタイブレークに持って行くまでの体力さえ
彼には残っていなかったと乾は言います。
なんと3点とってから7連続で点を取られたそうなので、
もはや菊丸の体力は風前の灯状態だったのでしょう。
一応観月のシナリオどおりになってしまい、
なんだかくやしい結果となりましたが、
けっこう予想外の実力を見せつけられたと思うので
観月がこのあとどう思うのかも注目です。
あと本来の実力的には青学のほうがやはり上だと思いました。
赤澤も正直勝てたのは運が良かったと言っていますし、
通常なら彼はシングルスプレーヤーでもあります。
大石は菊丸の腕を肩に回しながら
桃と海堂に後は頼んだぞと託します。
会場は異様な盛り上がりを見せ、
一気に聖ルドルフ側に流れが傾いたような状態です。
柳沢慎也はまたコート越しに、
やっぱり当たっただーね7-6と挑発してきますが、
桃城はそんなものには全くめげません。
むしろ、
テニスにゃシナリオなんかねえってことを教えてやる
とかなり強気の発言をします!
ダブルス2も負けると後がなくなるので
是非ともがんばってほしいところです!