Genius154 とっておきの切り札

不動峰の面々が歩いているところ、
他校の生徒の会話が聞こえてきた。

氷帝VS青学は5試合終わったけど
2勝2敗1ノーゲームで控え選手の対決になるらしい

なら部員数200人を誇る氷帝が断然有利だろう
控え選手の層が厚すぎる

それに引き換え青学の控え選手は何でも1年生らしい

うそっ マジ1年かよ カワイソー

何も知らないとこんな会話になるんですね…(笑)

部長の橘桔平はもちろんそれが
リョーマだということを知ってます。

コート越しに相対する越前リョーマと日吉若。

身長差はだいたい15~20cmくらいでしょうか。
かなり差があるように見えます。

そのとき立海大付属の副部長である真田弦一郎は
まさかあの手塚が負けるとはな たるんどる
と静かに一喝。

2年の切原赤也はそれを聞いて
よっぽど自分で倒したかったんだろうなと
思ってるように感じたらしい。

そういうとまず怒られそうなので
柳はシーッというのであった(笑)

それから氷帝の日吉の話にうつる。

柳によると日吉は新人戦で切原赤也と
いい勝負をしていたほどの実力者らしい。

なぜか切原はそーでしたっけ?と
にっこり微笑んでとぼけますが…

真田によると来年の氷帝学園を率いるのは
間違いなく日吉だといいます。

まさに氷帝のとっておきの切り札だった。

氷帝の部員の声援によると、
日吉はシングルスでは正レギュラーの鳳にも
勝っていて時期部長候補とも言われてるので
やはりその実力は本物だと思われます。

そして秘めたる想いも相当なもの。

おそらくほとんどの人がプレッシャーを感じ、
嫌がるであろう氷帝の監督の方針が、
逆に彼は好きだそうです。

実力重視・敗者切り捨てという方針です。

試合で負けるとすぐにレギュラーの座を追われるという
かなりストイックな方針です。

だから宍戸の正レギュラー復帰に不満を持っていたが、
すでに今後のことも考えていた。

次の試合、あの樺地(バケモノ)は負傷、
芥川慈郎も惨敗したということでシングルス2は堅い、

そしていずれは跡部から
シングルス1の座を奪ってやる!と思っています。

彼の好きな言葉は「下克上」

まさにそれをしようとする彼だったが、
その前に立ちはだかる強大な敵が目の前にいます!

日吉の顔の目の前にボールが跳ね上がってきた!

もう試合は始まっています。

リョーマからよそ見してていーの?と突っ込まれ、
ツイストサーブを連続で決められます!

2回目となるとラケットがふっとばされる程!

氷帝側の観戦者達も驚きます!

40-0になったところで日吉は反撃に出る。

4球目ではしっかり目でボールを捉え
打ち返します!

が、いまのツイストサーブはわざと
返せるレベルで打ったのです!

それは青学レギュラー陣全員がわかっていた!

次にリョーマは零式ドロップショットを放ち、
あっという間に1ゲーム取ってしまいます!

日吉は思わずキリッとなる。

なんなんだこの1年はと思ってることから
リョーマのことは全く知らなかったのでしょう。

そして久しぶりの名言、まだまだだねが飛び出す!

切原が言うように、
まさに青学のとっておきの切り札です!