Genius232 追憶
越前リョーマと手塚国光は以前、
高架下のコートで戦ったことがあります。
今回はその試合で描かれなかった部分がわかります!
手塚のサーブから試合は始まります。
遠慮はいらない 全力で来い越前!
そういってサーブの体制に入る。
リョーマは言われなくても
そのつもりっスよと余裕な感じだったが…
いきなり目にも止まらぬ速さのボールが!
へぇ いきなり速…とリョーマが言おうとすると、
手塚の真剣な表情を見て自然と言葉が遮られる。
リョーマもすぐ本気モードになり、
激しい打ち合いが続きます!
片膝をつく様子からして
早くもリョーマは劣勢に立たされてる雰囲気に…
どうした越前 俺を倒してみろ
手塚はそういってリョーマを鼓舞します。
場面は一旦現在へ。
真田はさきほど自分の目に映った
サムライのようなものは何かと気がかりだったが、
ジャンプしながら見事なショットを決める!
これが全国で数々の修羅場を経験してきた男の強さ!
15-15ということで、
あと3ポイントを取られるとリョーマは負けになる。
疲労感はさらにすごいことになってるようだが
まだまだ気持ちは負けていない。
そのときの気持ちは手塚との対戦でも同様だった。
手塚はリョーマを強いと認めるも
このままでは全国では勝てないと思っていた。
そしてリョーマの実力はそんなものではないハズだから
己の中に潜む潜在能力を解放することを
手塚は狙っていた。
俺が絶対に返せないショットを打ってこい!
打ってこい!そして…進化しろ越前!!
そう思いながら打った手塚もまた…
コート越しにサムライを見る!
リョーマは打ってやるさ!!と
手塚の期待に応えるように思いっきり
ラケットを振りかざします!!!
残念ながらここで話は区切り!
リョーマにはまだ隠し玉が存在しそうな予感がします。