Genius150 掴みかけた栄光

跡部は持久戦に持ち込んで手塚の腕を
潰す作戦に出たのだが、
手塚はあえてその作戦に乗った!

ゲームカウントは6-5と手塚が一歩リード。

試合時間はすでに1時間半を超えていた!

1セットマッチでその経過時間はすごいと思います。

下手な3セットマッチより時間がかかってるかと…(笑)

跡部…悪いが全国へいかせてもらうぞ

そう心で思いながらガンガン攻める手塚!

跡部はこのとき気持ちの面でも圧倒されていた。

彼の弱点を見抜く眼力は本物なのですが、
予想に反して手塚の肩はまだ大丈夫だったのです。

更には、ここにきて零式ドロップを決められ、
こいつ…不死身かー!と思ってしまうほど!

しかし、完全に圧倒されているわけではなかった。

今一度手塚をしっかり見るよう自分に言い聞かせる。

奴を見ろ!全身の毛穴をブチ開けろよ!!と。

氷帝の榊太郎監督はめずらしくエールを送る。

ゲームはこれからだ、
氷帝テニス部200人の頂点に立った
お前のテニスを見せてやれ!!と。

そして跡部はロブがあがったことから
前は見せなかった破滅への輪舞曲(ロンド)を放つ!

第1のスマッシュで相手のグリップにあてて
ラケットをはたき落としたあとに
第2のスマッシュで確実に決めるという技ですが…

手塚には通用しなかった!

手塚は一瞬の判断でラケットの面に当て、
グリップに当てられるのを回避したのです!

でも、まだ跡部のチャンスは続く。

今度はがら空きの右サイドを狙います!

が、ボールがググっと手塚の方に引き寄せられる…

手塚ゾーンです!!

この超越した強さに青学のレギュラー陣も含め
誰もが驚くのでした!

そしてついに手塚のマッチポイントとなる!

あと1球を決めれば青学は関東大会初戦を制す!

しかし…ここで大事件が起きてしまう・・・!

手塚がサーブを打つ体勢に入ったところで、
左肩に激痛が走ってしまったのです!!!

膝をついてしまうほどなので
相当痛そうな感じがします・・・

手塚は打つ前に持ち堪えてくれと思っていたので
ヤバイことに気付いていたのかもしれません。