Genius137 絶対に勝つ!
樺地も波動球を打ってきたことで
かなり動揺する河村。
河村は信じたくない様子だが、
残念ながらそうではなかった・・・
樺地は偶然に相手の技を打てたのではなく
1回見ただけで吸収してしまう能力の持ち主!
試合前とは別人になれるようなものなので
乾のデータすら役に立たない。
そして樺地は単なるパワープレイヤーではなく
ドロップショットやロブもうまく使いこなす
オールラウンダーだった!
そのコンボによりあっという間に
河村は1ゲーム取られてしまいます。
パワー、スピード、器用さを持っている
見かけによらない強敵です。
ちなみの彼の掛け声にもちゃんと意味があった!
イーはアプローチ、ホーはロブ、
ハァ!はパス、フッ!はドロップという具合に
それぞれのショットに適した掛け声らしい。
よって樺地はとても基本に忠実で
理にかなったテニスをしているとのこと。
河村は負けられない一心で波動球で攻め立てるも、
ラケットをふっとばされてしまう…
そっくりそのままやりかえされた形で
2-2と簡単に追いつかれてしまう。
会場は完全に氷帝ペースになってしまい、
河村は弱気になってしまいます。
波動球の会得はかなり苦労したそうなので
彼の性格上、弱気になっても不思議ではありません。
ラケットを持っても弱気なバーニングという
めずらしい状態に・・・(笑)
おそらく体力も樺地のほうが上なので
状況はどんどん悪化する様相を呈し始める。
これはまずいと思った河村はアレをやるしかないと決断する!
片手の波動球!
不二がそれはいけないと言うも
もうその勢いは止められない!
より強力な波動球が樺地に向かっていくが、
なんと樺地はそれすらコピーしてしまった!
だが、河村はそれを更に片手波動球で打ち返す!!!
片手の波動球は力が込めやすい分、
腕に負担が掛かり過ぎるので
本来は禁じ手と言われる技です。
不動峰の橘も石田に1球だけと制限してたくらいなので
相当ヤバイ技なんだと思われます。
オレはこの試合に絶対勝つ!
だからみんな…全国へ行ってくれ!!
そのセリフから河村は捨て身の覚悟で
言ってるように感じます・・・